- 1 「モーセの生涯1」誕生から出エジプトまで
- 2 1 エジプトで人口が増え、力を持ったイスラエル人 出エジプト記1章
- 3 2 「モーセの誕生」 彼は王の娘の子になった 出エジ2章Ⅰ節から
- 4 3 「大人になったモーセ」 エジプト人を殺しミデヤンに逃げる 2章11節から
- 5 4 羊飼いになり、ミデヤンの地で平穏に暮らすモーセ 2章15節から
- 6 5 神はモーセに現れ、彼に使命を与える 出エジ3、4章
- 7 6 エジプトに向かって出発した 出エジ4章18節から
- 8 7 パロと対決する前に、主は前もってご自身の計画を語られた 出エジ5章から8章
- 9 8 エジプトで行われた主の「しるし」と「不思議」 出エジ7章から12章
- 10 9 モーセが、イスラエルの民を従えてエジプトを出てから 出エジ14、15章
「モーセの生涯1」誕生から出エジプトまで
1 エジプトで人口が増え、力を持ったイスラエル人 出エジプト記1章
- イスラエル人は増え、エジプト人よりも多く強くなった。王は恐れた。
イスラエル人は多産で、エジプト人よりも数も多く強くなった。
ヨセフのことを知らない新しい王は、彼らが敵になること(戦ったら負ける)
エジプトから出て行くことを恐れた。(彼らの労働を利用したい)「見よ。イスラエルの民は、われわれよりも多く、また強い。さあ、彼らを賢く取り扱おう。彼らが多くなり、いざ戦いというときに、敵側についてわれわれと戦い、この地から出て行くといけないから。」出エジ1:10 - 王は、イスラエル人に過酷な労働をさせた。男子が生まれたら殺した。
はじめ王は、助産婦に命令した。「生まれる子が男なら殺せ」
しかし、助産婦は神を恐れ、ウソをついて男の子を生かした。神はこの助産婦たちによくしてくださった。「ヘブルの女は活力があるので、行く前に産んでしまうのです」
そこで王は、民に命令「生まれた男の子は、ナイル川に捨てなければならない。」 - 「民は、数が増え、力を持つようになった。エジプトは彼らに過酷な労働をさせた」
イスラエルの力を恐れた。もし、彼らが団結してエジプトに反逆すれば、占領されてしまう。もしくは外国と組んで我らと敵対すれば、自国は負けると思った。それで、イスラエル人の力を弱めるために、彼らに過酷な労働をさせた。最後には、男の子が生まれたら殺した。
2 「モーセの誕生」 彼は王の娘の子になった 出エジ2章Ⅰ節から
- 彼がパロの娘の息子になれたことは、神の計らいによることであった。
- 彼は、奇跡的に命を守られ、王宮で育てられるという特権を与えられた。
- その目的は、彼を王宮で育て、将来民のリーダーにするためであった。
パロの娘がモーセが捨てられたあたりで水浴びをした。姉が、様子を遠く離れて見ていた。パロの娘がモーセが入ったかごを見つける「ヘブル人の子だ」とかわいそうに思う。すかさず姉が、うば呼んできましょうかと、モーセの母を紹介する。
母は彼を育て、大きくなったとき王宮に連れていった。
3 「大人になったモーセ」 エジプト人を殺しミデヤンに逃げる 2章11節から
- 大人になったモーセは、同胞が苦しめられているのを知った。
同胞のもとを訪れ、イスラエル人の苦役を見た。 - 同胞のために、エジプト人を殺した
ヘブル人を打つエジプト人を殺し、砂の中に埋めた。 - パロは、モーセを殺そうと探した。
- イスラエル人は、モーセを拒絶した。おまえは私たちのリーダではない。
- ミデヤンの地に逃げた。
3-1考察「大人になったモーセは、ヘブル人を救おうとした」
大人になった彼は、自分がヘブル人であることを意識する。そして、ヘブル人たちが王国でどのように暮らしているのかを知りたいと思う。そして、彼らのところへ行った。ところが、そこで彼が見た者は、過酷な労働に苦しめられ、やっと命を保っている同胞の姿であった。
彼は、同胞を助けたい純粋な動機で行動を起こした。しかし、何の準備もないまま、自分1人で、エジプトに反抗することは無謀であった。しかも、彼のことを同胞たちは何も知らない。同胞たちは、彼をエジプト側の人間だと思った。なぜなら、彼はヘブル人といえども、エジプトの王子だからである。それで、かえって彼を恐れて彼から離れた。王は彼を殺すこと決める。同胞たちも自分を敵だと思っている。行き場を失ったかれは、何もかも捨ててミデヤンの地に逃げた。
4 羊飼いになり、ミデヤンの地で平穏に暮らすモーセ 2章15節から
- 井戸の水のことで、ミデヤンの祭司の娘を助ける
- 祭司は、娘チッポラをモーセの妻として与える
モーセは思い切ってこの人といっしょに住むようにした。2:21 - 「ゲルショム」が生まれた
- 何年もたって、エジプトの王は死んだ。2:33
- 神が、イスラエル人を救いだす時が来た。
イスラエル人の叫びは神に届いた。神は彼らとの契約を思い起こされた。2:34
5 神はモーセに現れ、彼に使命を与える 出エジ3、4章
- 羊を追って神の山ホレブに来たとき、主は燃える柴の中からモーセに語られた。
柴が燃えているのに燃え尽きないのを不思議に思って近づいた。3:2
近づいてはならない、あなたの足のくつをぬげ。ここは聖なる場所である。3:5
わたしは、エジプトにいる民の悩みを見、叫びを聞き、痛みを知っている。
エジプトが彼らを苦しめていることも知っている。
エジプトのパロのもとに行け。イスラエル人をエジプトから連れ出せ。 - とまどうモーセに、ご自身が共にいて助ける。民がエジプトから出ることは神の定めで必ず成功する。
事が成就したら、ホレブの山で祈れと言われた。
「わたしはあなたとともにいる。これがあなたのためのしるしである。わたしがあなたを遣わすのだ。あなたが民をエジプトから導き出すとき、あなたがたは、この山で、神に仕えなければならない。」出エジ3:12 - モーセは、イスラエル人を説得するために、主の名を聞いた。3:13
「わたしはある」という方が私を遣わされたと言え。
「あなたがたの父祖の神、アブラハム、イサク、ヤコブの神」が私をあなたがたのところに遣わされたと言え。 - エジプトで起きること、エジプトを出る時のことを、神は前もって語られた3:18から
- イスラエル人はあなたに従う
- パロに出て行かせて欲しいと言え、パロはあなたがたを行かせないだろう。
- 私はあらゆる不思議を行って、エジプトを打つ。それで、王はあなたがたを行かせる
- エジプトを出るとき、エジプト人から金銀、着物をはぎ取って持って行け。
- 神が確かにモーセを遣わしたと民が信じるため、主は彼に「しるし」を与えた。4:2から
- 持っていた杖を投げると蛇になるようにされた。4:2
- 手をふところに入れるとツァラアトになり、もう一度入れると治った。4:6
- この2つのしるしで信じるであろう。それでも信じないなら3つ目のしるしをせよ。
ナイルから水をくんで、かわいた土に注ぐと、水は血に変わる。4:9
- 主が語るべき言葉、なすべきことを教える。弟アロンを連れていけ。
「さあ行け。わたしがあなたの口とともにあって、あなたの言うべきことを教えよう。」4:12
「わたしはあなたの口とともにあり、彼の口とともにあって、あなたがたのなすべきことを教えよう」。4:15 - アロンにあなたの代わりとして語らせよ。私はあなたに語る。アロンに伝えよ。
「彼があなたに代わって民に語るなら、彼はあなたの口の代わりとなり、あなたは彼に対して神の代わりとなる。」
4:16、7:1,2
あなたが民に語ることができないのなら、アロンにあなたの代わりとして民に語らせよ。
私はあなたに語る。あなたは、アロンに神の言葉を伝えよ。 - 杖をもっていけ。この杖でしるしを行え。
5-1考察「モーセへの召命」
主は、エジプトから民を解放すると言われた。主は、民が彼を遣わしたと信じるためのしるしを与えた。共にあって、語ること、なすべきことを教えると約束された。エジプトをあらゆる不思議で打ち、民を解放すると言われた。さらに、口下手な彼に代弁者アロンを与えた。ここまで、主に備えられたのであれば、もう行くしかない。モーセは立ち上がった。
6 エジプトに向かって出発した 出エジ4章18節から
- しゅうとイテロにあいさつをし、妻、息子たちを連れて、エジプトへ向かった。4:18
- 「彼を殺そうとしていた人はみな死んだ」と神は言われた。4:19
これで、モーセは安心してエジプトに入ることができる。
彼の命をねらう者が全て死ぬまで、主は彼をミデヤンの地に置いていたのだった。 - パロがイスラエルを行かせないなら、主が彼の初子を殺すと言われた。4:23
- 夜、主はモーセに現れ彼を殺そうとした。そのため妻は、息子に割礼を施した。4:24
息子は割礼を受けていなかった。このときまで、妻の宗教が家庭で優勢であった。
このときから、モーセの信仰が家族の中心となる。 - アロンは、神の指示で、神の山ホレブに行き、モーセと話す。4:27
- エジプトにいる民の前で、アロンは民に語り、モーセはしるしを行った4:30
- 民は、自分たちをエジプトから解放するために、神がモーセを遣わしたことを信じた。
民は信じた。彼らは、主がイスラエル人を顧み、その苦しみをご覧になったことを聞いて、ひざまずいて礼拝した。4:31
6-1考察「主はモーセをイスラエルのリーダーにするため、強制的に息子に割礼を受けさせた」
エジプトで彼の命をねらっていた人が全て死んだ。それで、モーセは安心してエジプトに帰ることができた。このことのために長い年月がミデヤンで経過した。この間、彼は家庭を作り、羊飼いになり、一般の人の暮らしを経験した。彼は、王宮で育ち、その当時の最高の教育を受けた。また、羊飼いになり、羊を世話することや、日々の暮らしに必要な知恵を得たこの両面を彼が持ち合わせていたことが、民をエジプトから導き出すために、非常に役にたった。
彼はミデヤンの祭司イテロの娘を妻にした。また、彼は外国から来たそ者で、婿養子であった。しかも、イテロの羊を飼って生計を立てていた。イテロは、その土地の有力者で金持ちであったと思われる。この状況から考えると、妻が信じる信仰が家庭で優先されたはずである。そのことは、彼が息子に割礼を施せなかったことからわかる。モーセの家の信仰が、イスラエルの神主への信仰となるために、主は彼の家庭に強制的に介入された。エジプトに行く途中のある夜、主が突然彼に現れ、彼は殺されかけた。そばで見ていた妻が降参して、息子に割礼を施したのだ。彼の家の信仰をミデヤンの神からイスラエルの神主へと変えられた。
主は、彼の家族を、神の使命を果たせるように整えてから、エジプトに送り返したのである。
7 パロと対決する前に、主は前もってご自身の計画を語られた 出エジ5章から8章
- モーセとアロンは、「イスラエルの神、主にいけにえを、ささげるために行かせてほしい」と願い出た。5:1から
- しかし、パロは聞かず、かえって民の労役を重くした。5:9
- 民は苦しみモーセに訴えた。主は、ご自分が立てた約束を実現すると民に語った。
わたしがパロにしようとしている事は、今にあなたにわかる。彼は彼らを出て行かせる。6:1
わたしは主である。わたしはあなたがたをエジプトの苦役の下から連れ出し、労役から救い出す。伸ばした腕と大いなるさばき とによってあなたがたを贖う。6:6
主はこれらのことばをイスラエル人に語れとモーセに命じた。 - 主は、モーセにご自身の計画を明らかする7:3~5
わたしは、パロの心をかたくなにする。そのためエジプトで、わたしのしるしが多く行われる。
民が出て行くとき、エジプトはわたしが主であることを知る。
8 エジプトで行われた主の「しるし」と「不思議」 出エジ7章から12章
主はエジプト全土にわざわいを起こした。
主は、モーセに命じて、アロンに奇跡を行わせた
- 杖を投げると蛇に変わった。7:9
- 杖でナイル川を打つと血に変わった。7:20
- 杖を水の上に差し伸ばすと、「かえる」がエジプトに満ちた。8:6ここまでは、エジプトの魔術師もできた。当然、パロは聞き入れなかった。
- 杖で地のちりを打つと、「ぶよ」が人や獣についた。8:17
エジプトの魔術師は、このとき主に降参した。
これは、魔術師にはできなかった。魔術師は、神のわざだと認めた。「神の指です」8:19
しかし、パロは彼らの言うことを聞き入れなかった。
ここからは、エジプトだけに災害が起きた。
しかし、彼らは聞かなかった。主が彼らの心をかたくなにされたからであった。
主は、モーセをパロの前に立たせ、わざわいを予告させた。
モーセに語らせ、主が行われた。しかし、パロは聞き入れなかった。
- アブがエジプトを荒らした。しかし、民が住むゴシェンの地だけは、アブがなかった。8:24
パロは、災害がひどいので、「行かせよう。遠くに行ってはならない。」と言う。
しかし、モーセが祈ってアブが消えると、強情になって民をいかせなかった。 - エジプト全土の家畜が疫病で死んだ。イスラエルの家畜は一頭も死ななかった。9:6
「主は、イスラエルの家畜とエジプトの家畜とを区別する。それでイスラエルの家畜は一頭も死なない」9:4 モーセが語り、翌日主が行われた。 - エジプトの人と獣に、うみの出る腫れ物ができた。イスラエル人にはできなかった。9:10
モーセは、かまどのすすを、パロの前でまき散らした。
主はパロの心をかたくなにされ、彼はふたたび言うことを聞き入れなかった。9:12
パロは、災害を止めてくれとモーセに願うようになった。
しかし、わざわいが終わると、彼の心はかたくなになった。
- 雹(ひょう)が降り、残された草木、家畜が全滅。ゴシェンに雹は降らなかった。9:23
パロの家臣の中に、主を恐れる者たちは持ち物を非難させた。9:20
モーセは天に向けて杖を差しのばした。
王は「主に祈って雹を止めてくれ、そうすれば行っていい」と言った。
しかし、雹が止むと彼と家臣たちとは強情になった。
パロの家臣たちは、主を恐れてパロを説得した。
パロは、「幼子は連れて出てはならない。男だけ出て行け」と命令した。
- いなごの大軍が来て、作物や草木を食い尽くした。(パロの領土が荒らされた)
次の災害が予告されたとき、家臣たちは、民をいかせるように王を説得した。
しかし、王は「男だけで行け」と言うだけだった。
モーセは空中に杖を差し伸ばした。すると東風がいなごを運んできた。9:13
パロはモーセに止むようにしてくれと願う。モーセが祈るといなごが去った。しかし、パロは行かせなかった。
主はパロに予告せず、災害を起こした。10:22
パロは、「幼子を連れてでも良い。家畜は残しておけ。」と命令した。
- エジプト全土は3日間、真っ暗闇になった。イスラエル人の住む所には光があった。10:22
モーセは、手を天に向けて差し出した。
パロは幼子は一緒に行っていい。しかし、家畜は残していけ」と言った。
しかし、モーセは譲歩しなかった。パロはモーセに2度と来るなと命じた。
主は、最後のわざわいを起こされた。 出エジ11、12章
パロの長子から、奴隷の長子、家畜の初子に至るまで、エジプトの初子は全て死んだ。
このことが起きる前に、主は民に命令された。
- 主は、エジプト人から金銀をもらっておくように。11:2
主はエジプトが民に好意を持つようにされた。彼らは、非常に尊敬されていた。11:3
だから、このことは容易であった。これは彼らの旅費になった。 - このわざわいが起る夜、過越の食事をするように。
<過越の食事>
羊をほふり、その血を、2本の門柱と、かもいに塗る。
羊を火で焼いて調理し、その夜に食べる。朝まで残してはならない。
腰に帯びをしめ、足にくつをはき、手に杖をもって、急いで食べよ。その夜は、外に出てはならない - この食事を主への祭りとして、毎年祝い続けるように。12:14
- 主は、かもいと2本の門柱に血の塗られた家は過越された。その家の長子は死ななかった。
しかし、門柱に血の塗られていない家の長子は皆死んだ。王の長子も死んだ。
イスラエルはエジプトを出た。エジプトにいた期間は、430年であった。彼らはスコテに向かって旅だった。
8-1考察「神の怒りがイスラエルを過ぎ越した」
パロは、驚くほど強情で、民を行かせなかった。
普通は、とても10のわざわいを経験するまで、耐えられるものではない。
これは、神が彼の心をかたくなにされたから、できたことであった。
主がパロの心をかたくなにすることで実現する、神の摂理があったからだ。
パロが良く耐えて、民を行かせなかったので、多くのしるしがエジプトで行われた。
主は、このことを通して、ご自身の全知、全能の力を世に多く現わされた。
出エジプトの出来事は、今も語り継がれ、信者を励まし続けている。
主は、過越の祭りを、永遠に祝うように民に命令した。その理由は、主がイスラエルをエジプトから解放したこと。
主のわざわいはイスラエルを過ぎ越し、エジプトに下ったことを子孫たちが覚えるためである。
過越の出来事は、イスラエルの神、主を信仰する私たちにとっても覚えておく出来事である。
主の怒りは、キリストの血が塗られた者、キリストの血により罪を赦された者を過ぎ越す。
つまり、イスラエルの神、主を信じる者は、主のさばきを免れる。
しかし、キリストの血が塗られていない者、信じない者は罪に定められ、主のさばきを受ける。
エジプトでの過越しの出来事は、キリストによるあがないの型である。
9 モーセが、イスラエルの民を従えてエジプトを出てから 出エジ14、15章
モーセたち海を渡る
- 主は、スコテからバアル・シェフォンの手前に宿営するように命じる。14:2
エジプトが荒野で迷っていると思い、追いかけてくるため。
追いかけてきたエジプト軍を滅ぼし、主の栄光を現わすため。 - 主はパロのこころをかたくなにする。パロは全軍を率いて追ってきた。14:6
- 主は、雲の柱をイスラエルの後ろに移動し、エジプト軍が近づけなくさせた。14:19
- モーセが主に言われた通り、海に向かって杖を差しのばすと、海が分れた。
主は強い東風で海を退かせ、海を陸地にした。
民は、乾いた地を進んで対岸に向かった。14:21 - 主は、エジプト人の心をかたくなにされた。彼らは後を追って入ってきた。
そのとき、主は戦車の車輪をはずし、彼らが進むのを困難にされた。 - 民が渡りきり、モーセが手を差し伸べた時、海は戻ってエジプト人をのみこんだ。
- 主の大いなる力を見た民は、主とモーセを信じた。
民は踊り、歌って喜んだ。周辺の国々は、このことを知ってイスラエルを恐れた。