目次
- 1 1章 教会は神のもの 教会は神の御心を実現しなさい
- 2 2章 宣教は神のわざ 「おろかに聞こえる福音」を語ることが伝道者の務め 説教者のことばのたくみさではなく 聖霊が、聞く人の心に確信を与えることで 信者が起こされる
- 3 3、4章 教師のタイトルにだまされるな。 福音を語るかどうかによって、真の教師を見分けなさい
- 4 5章 不品行や罪を野放しにしてはならない。 忠告しても聞かなければ、教会から追い出しなさい
- 5 6章 信者間の問題は教会がさばくこと。 未信者の法廷でさばくことは、教会の無能を知らせること
- 6 7章 信者の結婚と離婚について 未婚の人の結婚について
- 7 8章 偶像と関わりについて
- 8 9章 無報酬という特権を誇る、使徒パウロ
- 9 10章 偶像礼拝をさけよ 神は迫害からの脱出の道を用意してくださっている
- 10 11章 「かぶりもの」が象徴する男女の秩序 秩序ある礼拝を行うことについて
- 11 12章 賜物の多様性と一致
- 12 13章 賜物はキリストから受けた愛への応答として 働かせるとき さらにすぐれたものになる
- 13 14章 異言よりも預言を求めなさい
- 14 15章 パウロがコリントに伝えた福音 コリント教会が信じた福音とは何か
- 15 16章 コリント教会へのあいさつ
1章 教会は神のもの
教会は神の御心を実現しなさい
- 教会は神の教会 神が召し出した者たちの集まり。
- 人の思いではなく、神の思いを実現すること。
- 教会の一致を保つように。特定の指導者を指示して分裂する教会への警告
- おろかに聞こえる福音の知らせを述べ伝えることが私たちの務め。
これを信じることで救われるように神が定めた。
2章 宣教は神のわざ
「おろかに聞こえる福音」を語ることが伝道者の務め
説教者のことばのたくみさではなく
聖霊が、聞く人の心に確信を与えることで
信者が起こされる
- 上記は、信仰が人間の知恵によらず、神の知恵にささえられるため。
- パウロの宣教は、御力の現れによってなされた。
御霊が人の心に福音の正しさを確信させた。
私たちは御霊を受けて救われた。2:10
神の御心のことは、神の御霊のほかには誰もしらない。2:11
信者にはキリストの心(御霊)がある。御心を知ることができる。2:16
3、4章 教師のタイトルにだまされるな。
福音を語るかどうかによって、真の教師を見分けなさい
- 教師をあがめて追従することをやめなさい。
彼らは、あなた方のために働く神のしもべに過ぎない。 - 福音に立ち戻れ。福音を説教する人であれば、誰からも学ぶことができる。
その人のタイトルで判断するな。福音を語るかどうかで教師を判断せよ。 - 気に入った教師を指示して分裂してはいけない
5章 不品行や罪を野放しにしてはならない。
忠告しても聞かなければ、教会から追い出しなさい
- 教会は、不品行を行う者を放置していた。
彼らを寛容に見守ることが愛だと思っていた。 - 教会内部の人をさばくのは。教会の務めである。
- 厳しい処罰は、純粋な信仰を保つために、また、違反者を悔い改めに導くために必要なことである。愛を持って行うことである。
- 兄弟と呼ばれる者で罪を犯し続ける者とは交際しないように。
6章 信者間の問題は教会がさばくこと。
未信者の法廷でさばくことは、教会の無能を知らせること
- 信者間の金銭問題、法定に訴えていた。
- 教会が信仰的にさばきなさい。
その際、加害者は悔い改める、被害者は多少の損失を認める気持ちを持つこと。教会は、解決策を見つける助けをしなさい。 - 私たちは聖霊の宮である。遊女と交わって汚れてはならない。
7章 信者の結婚と離婚について
未婚の人の結婚について
- 信者同士の結婚の場合。離婚しても、再婚するならその人としなさい。
- 結婚してから信じた人で配偶者が未信者の場合は、相手が同意していれば離婚してはならない。そのままにとどまりまさい。
- 未婚の人が1人でいられるならそれもいい。
- 未婚でいることで罪を犯すなら結婚しなさい。
- 配偶者が死別した信者は再婚できる。
8章 偶像と関わりについて
- 信仰の弱い信者が、自分を見て安易に偶像と関わることがないように、
自分の行いに注意すること。 - クリスチャンは偶像を認めていると、未信者に誤解させないようにする。
- 偶像をさけている他の信者たちに対して迷惑になるような、偶像との関わり方は避けること。
9章 無報酬という特権を誇る、使徒パウロ
- 自分の使徒としての身分を宣言するパウロ。
- 誰よりも報酬を受ける権利があるが、それを用いなかった。
無報酬で働いた。 - それは、福音にいっさいさまたげを与えないためであった。
10章 偶像礼拝をさけよ
神は迫害からの脱出の道を用意してくださっている
- 偶像礼拝は神に忌み嫌われる罪。
- 他の信者の利益を考えて、信仰生活をするように。
- 信仰の試練はあるが、神は脱出の道も備えてくださっている。
11章 「かぶりもの」が象徴する男女の秩序
秩序ある礼拝を行うことについて
- 女性のかぶりものは、男性の権威の下にあることの象徴。
女性は、神の秩序に従って礼拝すること。
一部の女性たちが「かぶり物」を着けずに預言や異言を話し、礼拝を混乱させていた。 - 男性はキリストの権威に従い、女性を保護し導く。
- 男性と女性が調和して奉仕することを神は望んでいる。
- 女性は、礼拝では肉体的魅力を隠すこと。
- 主の晩餐についての助言。
12章 賜物の多様性と一致
- 賜物は、神から与えられる。
- 1人1人に違った賜物が与えられている。しかし、その源は1つ。神。
だから賜物は一致して働かせることができる。 - 互いが器官で他者の賜物を必要としている。
- 教会では弱いと思われる器官が、かえってなくてはならないもの。
- すべての器官が組み合わされて、健全な教会が立て上がる
13章 賜物はキリストから受けた愛への応答として
働かせるとき
さらにすぐれたものになる
- 賜物はいつか必要がなくなる。(天に入れば、すべてが明らかにされるから)
キリストの愛は、一番優れていて最後まで残る。 - 賜物は他者の益のためにある。他者の益のために用いる。
- 受ける価値のない自分、その自分に注がれた神の憐れみ、このことへの感謝が、賜物を用いる人の信仰の土台となっているかが重要である。
14章 異言よりも預言を求めなさい
- 異言は自分の徳を高め、預言は教会の徳を高める。
だから、教会では預言を話しなさい。 - 異言は、家で1人のときに話すこと。
教会では異言を解き明かす人がいなければ話さないように。 - 教会でなされる預言は、他の人が吟味しなさい。
- 礼拝を邪魔する婦人たちは、静かにしていなさい。
- 異言について、預言について、婦人たちについて、すべてのことを秩序もって適切に行いなさい。
15章 パウロがコリントに伝えた福音
コリント教会が信じた福音とは何か
- それは、キリストの死と復活。
- 死者の復活についての議論
- 信者の体は復活する。なぜなら、キリストが体を持って復活したから。
- 復活がどのようにして起き、どのような体かを説明する。
16章 コリント教会へのあいさつ
- エルサレムへの献金について指示する。
- 神のみこころによって進められるパウロの宣教。
- 他の宣教師たちとのチームワークで勧められた宣教。
- エペソの教会、アジヤの教会が皆、あなた方のために祈っている。