創世記1章 「天地創造」

天地創造の順番(創世記1章1-25)

1日目 昼と夜  2日目 水を上と下に分けた
3日目 陸と海 植物(種がある実をつける植物)
4日目 太陽 月 星(しるし、季節、日、年をかぞえるため)
5日目 鳥 海の生き物
6日目 動物 人間

語句についての説明

1、「夕と朝」 1日の単位24時間、 現在の1週間7日と良く一致する。
2、「夕があり朝があった」 昼の終わりが夕、夜の終わりが朝、それを1日とした。
3、「種類にしたがって造った」 聖書は進化論を否定している。

疑問:太陽の創造の前に植物ができた。昼と夜があった。これは間違っていないか?
神が光です。実は、植物を生かしているのでは太陽ではなく神です。

昼を照らす光は太陽がなくても大丈夫なのです。
その証拠に、神のいない世界(地獄)は完全な闇。神が常に臨在する天国には夜がない。

人間の創造とその目的(創世記1章26-29)

1.神のかたちに造られた (われわれのかたちとして、われわれに似せて)
2.神が造った物を支配するために造られた(海の魚、空の鳥、地のすべてのもの、地をはうすべてのものを支配するように)
3.男と女を造った。
4.神は、人間が増え広がることを喜ばれた。
5.生きていくために食べ物を用意された。(種をもつすべての草、種をもって実を結ぶすべての木)

観察

➀ 神がこの天地を創造した
「はじめに神が天と地を創造した」 創世記1章1節

ビックバンや進化によって、この世界が造られたのではない。
1.神は、はじめから存在される方、永遠に存在し続ける方、被造物ではない。
2.神は全能 無から有を生み出す方 言葉によって天地を創造された。
3.進化論は仮説にすぎない(種類にしたがってつくられた)

② 人間は、神と交わりを持ち、神に祈り、良心を持つ者として造られた。
「神は人をご自身のかたちとして創造された。
神のかたちとして彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。」
 創世記1章27節

「神のかたちに造られた」とはどういう意味か?
1.神と交わる「霊」を持つという意味(神を礼拝する、祈る者)
2.良心を持つという意味(生まれつき神の義を知っている者)

③ 人間は、神が造られたものを管理するために、また神に栄光を帰するために造られた。
「生めよ。増えよ。地を満たせ。地を従えよ。」 創世記1章28節

人間の役割、人間が造られた目的とは何か?
1.神が造ったものを管理する。(卓越した知能)
2.神を礼拝し神に感謝する。神の栄光のために生きる。

「神はお造りになったすべてのものを見られた。見よ。それは非常に良かった。」創世記1章31節
質問:今はとても良いと言える状態ではない。戦争、殺人、自然破壊がある。どうしてこうなってしまったのか?
答え: 人間に罪が入ったから
重要事項
「神が天地を創造した」と信じることは、正しい信仰を持つための土台となる、非常に重要な信仰。
キリスト者の中にも、神がビックバンを用いて、進化を用いて創造したと信じる人がいる。このように信じる人は、神の全能の力を信じ切れず、科学に最終的に信頼を置いている人である。このような信仰は、多くの奇跡が記された聖書箇所を否定することになるだろう。最終的には、天国の存在、永遠の命も実在せず、人間が希望を持って死を迎えることができるための方便に過ぎないと考えるようになるだろう。
天地創造は神のわざであることを信じられない人がいる。しかし、聖書の最初の部分から信じられないのであれば、どうして後から出てくる「復活」、最後に書かれている「再臨」と「天国の顕現」が信じられるか?最初は信じられないが、最後は信じられると言う人たちの信仰には矛盾がある。このような信仰を信仰と言えるか大いに疑問である。
これは、神の全能を信じ切れず、聖書よりも科学を信頼する思いがあるから信じられないのである。このような人は、結局は聖書全体が信じられなくなるであろうと思われる。


科学が支持する天地創造の方法 /  学校で習ったが、果たして正しいのか?
1、ビックバンによる宇宙の誕生
爆発―――隕石が散った―――隕石の集まり(太陽系)――隕石同士がくっついて天体ができた(地球、月ほか) 地球の誕生は46億年前
ビックバンは、ある時、宇宙で大爆発が起こり、そのちりが飛散し、飛散したちりが集まって、太陽や地球、月ができたと考える。
しかし、それが起こる確立は、たとえばバラバラにした時計の部品を箱にいれて降り続けて、完成した時計を造るほど、ありえないことだ。たとえちりが集まったとしても、地球のように生命のために完璧に備えられた天体ができるだろうか?
その証拠に、地球以外の天体は全て死の世界だ。水も空気もない。生命も存在しない。
2、進化論による生命の誕生と変化
地球はマグマの塊―――だんだん冷えてーー雲ができーー3000年雨が降り地球が冷えたーー大陸が隆起ーーそこに草や木が生えた海に微生物が生じたーーかれらは人間へと進化した

キリンは、高い所の食べ物が欲しくて、首を伸ばし続けたので、あのように長い首になったというが、何年背伸びし続けても、そのような変化は起こらないだろうということは、少し考えてみるだけでもわかる。
類人猿の化石が見つかっているが、彼らはサルであって、人間の先祖ではない。
人間とサルの間には、あまりにも大きい隔たりがある。(知性、理性、良心など)科学者たちもこのことは認めている。
だから進化論は、証明できない仮説に過ぎない。しかし、人々は進化論を死守する。
なぜなら、自分たちは神を信じたくないので、神がこの世界を造ったということになれば、自分たちにとって非常に都合が悪いことになるからだ。

聖書が支持する天地創造の方法 / それが正しいとする根拠 
1、創造論
美しい地球、他の天体との絶妙な配置
・もし、太陽に今より1キロ近かったら、1000000003倍の熱を受けることになる。
・もし、月がなかったら、潮の満ち引きがなくなる、地球の回転が速くなり暴風が吹く、
地軸が安定しなくなり、気候が灼熱から極寒へ変化する、
・隕石が落ち生物が大量絶滅する。
・爆発で発生したのなら、なぜ他の天体は死の世界なのか?

太陽、地球、月すべてが完璧に配置されている。偶然には生じない。
デザイナーがいるとしか思えない。

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今から約2000年前、キリストは預言されていた通り、死んで3日後に復活し、ご自身が神であることを証明されました。神がおられるのですから、その方を無視して生きることは、神があなたを造られた目的を知らずに生きることを意味します。どうか、神を知り、神に生かされる確かな人生を歩んでください。そのために、聖書を学び、神について、自分について、知ることを始めませんか?